株式分割とはどういうこと?

株式分割

株式分割について

株式分割」という言葉をきいたことはあるでしょうか?これは先頃、個人投資家が購入しやすいように、株の値段を下げてくださいといったお願いが、東証から最低の購入価格が一定以上の企業に向けて出たこともあり、企業も意識して行っている事柄です。株式分割は簡単にいえば、言葉通り企業が株を分けることです。

 

 

 

なぜ株式分割が行われるのか

分割する数は様々で、企業が好きに設定することができます。以前極端に数多く分割して、あまり株とは縁がなかったような人まで購入に興味をもつようにするといった分割を行った企業も話題になりました。事実IT企業を中心に、株式分割を行うと株価が急上昇するといった株式分割バブルが起きたことも記憶に新しいと思います。このときには1株200円台にまでなった株式も登場していました。これは実際は、単純に株を分割すれば株価があがったというより、株を分割したあと新規の株が流通するまでの間のタイムラグの利用、ということが大きな要素になっていました。

 

企業が株式を分割する理由は、冒頭で述べたように、購入できる株の最低価格を下げることになります。会社にとっては資本金を変えずに、株の数を増やすことができることから、購入者層を広げ、1つ1つの値段は安くなっても、購入する人の数自体が増えて株価が上昇するという期待ができます。特にこれも先に触れたIT企業が一時期そうだったように、成長が見込まれる企業の株式が安く手に入るともなれば、買いが殺到することにもなります。単純に儲かりそうなイメージの企業が、数百円で買える株を流通させたとしたら、ちょっと買ってみようかなという気にもなります。いくら大きく成長が見込める会社でも、1株が100万円以上であれば、早々気軽に購入するというわけにもいかなくなるどころか、購入を考えもしない、という人も多いでしょう。

 

売買する側のメリットは?

では、売買する側としてのメリットはどうでしょうか。購入者としては、今まで資金的に購入を控えていた企業の株を購入することができます。売却する場合は単元ごとに売り注文を出さなければなりませんが、買い手にとってはどちらにしても分割した株を購入することになるので、売却しやすいということにもなります。単元未満で株を売却するときには、実質、証券会社に買い取ってもらうという形になります。

 

もし、すでに持っている株が企業によって分割された場合にはどうなるのでしょうか。企業によっては、「分割しても1株あたりの配当は変わらない」という場合もあり、単純に2分割されれば、以前の2杯の配当を受け取ることができる、ということになります。これはリスクなしで利益を増やすことができるわけですから非常に大きなメリットといえます。当然売り手にとっても、以前よりも安い値段で以前と同じ配当がもらえるとなれば興味をひくのは必須。この面からも人気はかけ算になり、株価上昇を促します。

 

持ち株が企業によって分割された場合には、持っている側は何も手続きは必要ありません。株式分割の手順は、例えば2分割の場合、まず株価が半分になり、そのあとに元の数の倍になるよう株が入ってくる、ということになります。そのため、残りの株が入ってくる前に口座をみると、株価が急に下がっていて驚いてしまうかもしれません。実質的にはなんの損もありません。

 

一般的に、株式市場は常に動きがあるほうが望ましいとされます。常に動きがあるということは、買いたいときに変えて、売りたいときに売ることができる、ということですから、株を抱えてこんでしまうリスクが低くなるということになります。

 

株式分割について

株式分割の市場規模でのメリットはまさにそこにあります。特定の個人投資家の中でだけ売買されていた株が、株式分割によって新たな層を呼び込み、いってしまえば「誰でも買える」という状況を作りだすことによって、風通しがよくリスクが分散された健康的な市場が保たれるようになります。企業にとっても、単純に売買する単位を下げるよりも、売買の単位自体はそのままに購入価格を下げることができる株式分割のほうが得と考える場合が多いのです。

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